ストーリー主導のRPGはずっと好きで、DQやFFで育った大作RPG世代だ。ただ、ペルソナにはなぜか手を出してこなかった。初めて触れたペルソナがこのペルソナ5で、結果としてど真ん中に刺さった。

  • ジャンルRPG / ソーシャルシミュレーション
  • 開発元P-Studio
  • 発売元アトラス
  • 発売日2016年9月15日
  • 対応機種PS3 / PS4 / Switch / PS5 / PC / Xbox
  • プレイ機種PlayStation 4
  • プレイ時期2016年9月
  • プレイ時間113時間
  • クリア状況クリア済み
総合評価
95
最高傑作
目次

キャラと物語の引きが、RPGの中でも上位

怪盗団のメンバーがそれぞれ立っていて、日常で関係を育てながら、社会の歪んだ大人の「心を盗む」筋に乗れた。RPGはいくつもやってきたけれど、キャラと物語の引きの強さは、その中でも上位に来る。次の展開を見たくて、自然と先に進めていた。

味方より、敵が印象に残っている

味方キャラはもちろん魅力的だけど、自分はむしろ敵のほうが印象に残っている。鴨志田みたいに、歪んだ欲望を抱えた大人が節目ごとに立っていて、そいつを成敗するという目的が筋としてちゃんと効いていた。倒すべき相手が憎たらしく描かれているから、怪盗団の動機に素直に乗れた。

全部の画面が決まっている

スタイリッシュさは噂通りだった。メニューを開くだけでも格好よくて、戦闘の見た目もテンポも洒落ている。ここまで全部の画面が決まっているゲームは、他にあまりない。

弱点を突いて畳みかけるテンポ

戦闘は、弱点を突いて1MORE、総攻撃で畳みかけるテンポが気持ちよかった。自分は魔法でちまちま削るだけの地味な戦闘は退屈に感じるほうだけど、ペルソナ5は弱点を突く読み合いとテンポの良さで、コマンドRPGでも物足りなさが無かった。

日常サイクルは、安定して面白い

カレンダー型の日常で、コミュを育てて時間をやりくりするサイクルも面白い。これはペルソナ5が自分の起点で、以降のペルソナでも同じ仕組みを楽しんでいる。安定して面白くて、よくできたシステムなんだろうなと感じる。

113時間が、そのまま満足の量だった

113時間と長いけれど、中だるみを感じる場面はほとんどなくて、最後まで一気に走れた。長さがそのまま満足の量になっていた。

全方位に高くて、引っかかりがない

95点の中身は、キャラ・物語・演出・日常システムが全方位に高くて、引っかかった部分がほとんど無いことだ。どこかが突出して他が足を引っ張る作りではなく、全部が高い水準で揃っている。

次回作

自分にとってペルソナ5は、アトラスとペルソナにハマる決定打になった一本だ。ここからペルソナ4ゴールデン、ペルソナ3リロード、メタファーと追うようになった。初めてのペルソナが、これだけの当たりになるとは思っていなかった。次のペルソナが出れば当然やる。